ICT高度衛生管理システム(ICT High Level Hygiene Control System)
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HACCP対応を見据えたICT高度衛生管理システム
HACCP*1登録や優良衛生品質管理市場・漁港認定の取得およびそれらの継続を見据え、現行人員でも対応可能な仕組み作りをご提案します。
ICT高度衛生管理システムは、運用の記録とその提供を支援して作業者の業務負荷を軽減します。
*1 :HACCP:Hazard Analysis and Critical Control Point(危害分析重要管理点)の略
特長
点検実施記録
水産物産地市場では、水産物の品質を保つための衛生管理を求められており、大日本水産会が定める優良衛生品質管理市場・漁港認定基準で要求されている清掃・洗浄・点検を実施し、作業の記録票を作成・管理することが必要となっています。当社のICT高度衛生管理システムは、これまでの書類での記録に代わり、入力が容易なスマートフォンやタブレットを利用することで記録票を電子ファイルで保管します。

電子ファイル化により記録の公開に要する時間が短縮化

タブレット、スマートフォン入力により、紙の保管の手間と場所の問題を解決

モバイルの採用により、紙の受取りが無くなり、集計の手間が迅速化

人入場記録
魚市場の清潔を保持するため、高度衛生管理エリア(荷捌き場)への入場は、入室管理パソコンへ事前に登録した人に限定します。 入場する際は帽子・長靴の着用と、手洗い・長靴の洗浄を徹底する必要があります。手洗い・長靴洗浄後、帽子に取り付けたRF ID*2カードにより認証を行うことで、カードに触れず、スピーディーに入場できるうえ、自動的に通過履歴を記録することができます。

ID認証により入場時の手書き記録の手間の問題を解決

入場記録の自動化により、紙の保管の手間と場所の問題を解決

RFID認証によりカードに触れずに入退室が可能

映像記録
荷捌き場および岸壁の監視カメラにより、市場関係者が清潔な服装を維持していること、衛生的行動を励行していることの確認と記録ができます。また、前室(手洗・長靴洗浄)から荷捌き場への入場者をすべて映像で記録し、衛生管理支援システムによって絞り込み検索が可能です。

各監視カメラからのライブ映像で確認可能

遠隔操作でカメラ回転・ズームを行うことで、効果的に確認可能

カメラ映像の自動録画により、事故等の発生時に確認が可能

導入事例
ICT高度衛生管理システムを導入されたお客様をご紹介します
(各ボタンをクリックするとPDFが開きます。)
資料引用:HACCP認定加速化支援センター
一般社団法人海洋水産システム協会
導入事例動画
導入されたお客様 : 石巻市 様 (宮城県石巻市)
石巻魚市場(石巻市水産物地方卸売市場)に導入されたICT高度衛生管理システムを動画で紹介します。(再生時間:10分36秒)
システム構成
衛生管理支援システム
人入場記録、映像記録、点検実施記録を関連付けて問題点を明らかにし、予防と改善に役立てます。

表示・操作
点検実施記録の操作
清掃、洗浄、点検を実施した結果をスマートフォンやタブレットを利用して記録票に入力します。入力した記録は自動的に集計し表示/印刷することができるので、確認者の手間を軽減できます。

点検実施記録の表示画面

点検項目ごとに結果を○または×で選択し、
登録(クラウドサーバーに記録)します。

登録した点検結果を31日分集計して表示/印刷します。

点検結果が×(NG)だった場合に、改善措置前と措置後の画像を
貼付けて容易に記録作成する事が出来ます。

高度衛生管理エリア(荷捌き場)に入場する人が
自己申告で健康状態を登録します。