FiEMS[フィームス](魚市場向けエネルギー情報統合管理設備)
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魚市場の電力を一括で管理し、さらなる電力コストの削減を。

概要
HACCP*1登録や優良衛生品質管理市場・漁港認定の取得およびそれらの継続により、これからの魚市場は消費電力の増大が見込まれます。
FiEMS(Fishing port Energy Management System)は、魚市場全体の電力利用状況を把握し、自動制御することで効率的なコストダウンを、管理者様の負担なく行うシステムです。
*1:HACCP : Hazard Analysis and Critical Control Point(危害分析重要管理点)の略
増大する消費電力



6つの特長
電力利用状況の把握
FiEMSは中央監視設備やPCS(パワーコンディショナー)などと連携して、魚市場の節電に努め、電気料金の低減を図ります。
ピークカット制御
電力会社からの買電電力が特定時間に集中してしまった場合は、以降契約時の基本料金上昇を防ぐため蓄電池から放電させます。
縮退制御
蓄電池電力の不足・低残量の場合は空調・照明などに対し一部または全部を停止させ節電を行います。
※冷海水設備・製氷設備などの払い出しは、継続させます。
太陽光発電との連携
太陽光発電は魚市場作業後に行なわれるため、発電された電力は作業後に利用するほか、余剰分を蓄電池に充電します。充電した電力は、翌日の作業中に放電できます。
効率の良い充電・買電
太陽光による充電が行われなかった場合は、低単価の深夜電力で充電を行います。また、休業日の前夜は充電をせず、休業日当日の太陽光発電電力を最大限活用します。
AIによる制御の最適化
FiEMSは、中央監視設備やPCS(パワーコンディショナー)から電力の利用状況を収集・蓄積し、その分析結果から放電や節電の制御を、AI(人工知能)により効率的に行います。
導入事例
導入されたお客様
システム構成

FiEMS Q&A
本当にコストダウンできるのでしょうか?
本設備を導入した「石巻市水産物地方卸売市場」「女川町地方卸売市場」では毎月、コストダウンを達成しています。
魚市場職員は、FiEMSをどのように取り扱えば良いでしょうか?
FiEMSは各設備を自動制御します。
蓄電池への充放電指示、対象設備への縮退制御の開始・終了は管理者様の手を介さないため、業務への支障は出ません。