- クラウド／情報サービス（船舶DX）
- スマートシップの取り組み（船上・陸上・船陸間システム）
ClassNK イノベーションエンドースメントとは？
革新的な機能について第三者機関である日本海事協会が認証し、証明書を発行することで、製品やサービスの展開をサポートをするものです。J-Marine Cloud の詳細な確認・検証がおこなわれ、同認証を取得しました
機能
機能一覧
・船舶モニタリングサービス・VDRデータダウンロード
・航路離脱監視
・航海計画共有機能
・データダウンロード機能
・計測機能
船舶モニタリングサービス
オフィスのパソコンから洋上の本船の動静をモニタリング
管理会社事務所に居ながら、管理船の動静や当社製機器の状態をWebブラウザにより閲覧できる船舶モニタリングサービスです*1。
効率的な運航管理や突然の機器トラブル回避にも貢献します。
本サービスの推奨構成は当社製 VDR/S-VDR とJ-Marine NeCST の組合せですが、当社製 VDR/S-VDR JCY-1900/1950 またはJ-MarineNeCST、J-Marine BOX のみでも一部のサービスを提供可能です。
*1：このサービスは、Inmarsat FX またはVSAT の搭載が前提になります。モニタリングできる情報は、搭載される機器構成により異なります。
画面例
*2：本チャートは航海用に提供するものではありません。このチャートはC-MAPです。使用の際にはオプション契約が必要です。
気象海象情報表示機能
気象海象情報を管理船と一緒に表示することができます。風向風速、波高、潮流、気圧、台風情報を地図上に表示できます。72時間先までの気象予測情報に加えてオプション契約により最長168時間先まで表示することが可能です。
VDR データダウンロードサービス
海難事故発生時の迅速な状況把握に
本船に搭載されたVDR/S-VDR*3 に蓄積されたデータ（船速、操舵、各種センサー情報、レーダー／ ECDIS 画像、船内／VHF 音声など）を、J-Marine Cloud を介して陸上側にて入手できるサービスです。また、入手したデータは、VDR Real Time Monitor ソフトウェア*4 を使って再生することが可能です。本船の航行状況の確認や、万が一、海難事故が発生した場合に、船員の手を煩わせることなく、迅速な事故状況の把握に貢献します。
本サービスはJCY-1900/1950 のみ対応し、JCY-1800/1850 や他社製VDR/S-VDR には対応しておりません。
*3：本サービスはJCY-1900/1950 のみ対応し、JCY-1800/1850 や他社製VDR/S-VDR には対応しておりません。
*4：当社製ソフトウェアです。弊社営業にお問い合わせください。
VDR／S-VDR 蓄積データ
レーダーの画像記録、ECDISの画像記録、センサーデータ（AIS、GPS、測深器、ジャイロ、スピードログなど）、船橋音声記録、VHF通話音声
画面例
ECDIS画像再生画面
VDR Real time monitor ソフトウェア再生画面
航路離脱監視
船舶と陸上で共有することにより、素早く航路離脱を察知
航路離脱監視機能*5を導入することにより、アラート確認作業が陸側（SSV Mobile やSSV 表示画面）でも可能になります。航路離脱のアラート発生時にはいち早く陸側から船舶側に連絡することで、事故リスク低減を支援します。
*5：このサービスは、Inmarsat FX またはVSAT 等のインターネット接続機器の搭載が前提になります。モニタリングできる情報は、搭載される機器構成により異なります。
システム図
航路離脱アラート監視の二重化が可能
*2 BAM＝Bridge Alert Management（船橋アラート管理）
航路離脱の判定方法
航路離脱時における判定方法は2種あり、目的に合わせ選択が可能です。本船の搭載機器によって両方の航路離脱判定方法を使うことが可能です。
①クラウドによる判定
航路離脱の兆候を厳しく管理・把握したい場合
クラウドにアップロードされた本船の現在位置(GPS位置情報)が、設定された航路幅からはみ出していないかをクラウドサーバにて計算処理します。航路幅は陸上オペレーターでも設定できるため、航路離脱の兆候を厳しく管理・把握できます。
②BAM 情報による判定
Depth Alert（水深）他も一緒に把握したい場合
BAM(Bridge Alert Management)情報に含まれる航路離脱情報を用いて航路離脱を判定します。航路離脱以外にも浅水域航行などの判定も可能となります。これにより本船で発生しているアラートと同じ情報を地上で把握できます。
対応BAM情報：Cross Track、Deviation From Route、Depth Alert、Crossing Safety Contour、Caution Symbol、Alarm Symbol
航路離脱時の表示画面
航海計画共有機能
NeCSTの航路計画を管理船間で共有
J-Marine NeCST で作成した航海計画をJ-Marine Cloud に蓄積することにより、その情報を管理船間のJ-Marine NeCST で共有することが可能です。このサービスにより、同じ航路を航海する場合等に航海計画の作成負担を軽減することが可能です。
なお、本サービスは、各船にJ-Marine NeCST が必要です。
活用イメージ
NeCSTで作成した航海計画を管理下の本船間で共有可能
データダウンロード機能
本船のセンサー情報をCSV形式でダウンロード
クラウドに蓄積された各船のセンサー情報をCSV 形式でダウンロードが可能です。この機能により、航海実績の解析が容易に行うことができます。
活用イメージ
計測機能
本船と海岸線、他船と距離測定が可能
地図上での本船管理機能として、「地図上における2 点間の距離と方位の測定」、「地図上で指定した範囲の面積と外周距離の測定」、「EBL やVRM をイメージした距離の測定」の3 つの機能を実装しています。これらの機能を活用することにより、陸上オペレーターがモニタリングしている際に、海岸線や他船からの距離が確認可能となり、危険予測に貢献します。
方位・距離測定
地図上で2点間の方位と距離を測定表示
面積・外周距離測定
地図上で指定した範囲の面積と外周距離を測定表示
EBL・VRM測定
レーダー画面をイメージした方位と距離を測定表示
システム構成
構成図
船上機器構成
| 導入モデル1 | 各製品ページ |
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| 導入モデル2 | 各製品ページ |
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| 導入モデル3 | 各製品ページ |
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| 導入モデル4 | 各製品ページ |
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*: このサービスは、Inmarsat FX またはVSAT の搭載が前提になります。
Smart Ship Viewer 導入モデル別機能一覧表
Smart Ship Viewerは本船の搭載機器の組み合わせにより、ご利用可能なサービスが異なります。
取扱い機器のご紹介
J-Marine NeCST
手書き入力機能により、航海計画立案を効率化に成功し、さらに 気象・海象予測システムを始めとした各種システムとの連携により、あらゆる船舶運航情報を集約管理し、さらなる安全・効率運航の実現に寄与していきます。
J-Marine BOX
NDC-7010
船舶へ搭載された航海機器の情報をJ-Marine Cloud へ送信するための装置です。
J-Marine Cloud に蓄積された情報はSmart Ship Viewer で閲覧できます。
モバイルアプリ
SSV Mobile
スマートフォンから本船の運航状況や緊急情報を入手・共有が可能
スマートフォン画面に管理している船舶の一覧を表示することが可能です。船名、航路、センサーデータのほかに、事故発生の有無や本船に搭載された当社製舶用機器の状態も把握することができます。
また、本船に搭載されるJ-Marine NeCST のEmergency機能と連携した緊急情報通知やチャット機能により、万が一、本船に緊急事態が生じた際にはその発生をスマートフォンでいち早く把握でき、さらに本船とのメッセージ交換によって早期対応が可能となります。
機能
- Fleet Viewer：海図上に全管理船の表示、航路/航跡/AIS等の閲覧
- コニング：船からアップロードされたセンサーデータやアラートの閲覧
- 気象海象：気象海象情報の閲覧
- 通知履歴：アラートや緊急情報(チャット情報含む)の履歴の閲覧
Fleet Viewer
コニング
気象海象
通知履歴
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- iOS互換性 : iOS12.0以降 iPhone、iPad、およびiPod touchに対応しています。
- Apple、Appleのロゴ、iPad、iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- App Storeは、Apple Inc.のサービスマークです。
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