洋上風力発電向けMCCシステム
SeaPlanner(シープランナー)

SeaPlannerは世界中で実績のある、英国 SeaRoc社が提供する世界基準のMCCシステム
SeaPlanner とは?
SeaPlanner は、MCC で運用する管理ソフトウェアです。建設工程や作業員の派遣計画、船舶、ヘリコプターを含む資材輸送/海上交通の可視化を行うとともに、輻輳する洋上風力発電工事において的確な作業指示を行うことが可能です。シンプルでシームレスなインターフェースにより複雑な作業から顧客を開放し、情報の一元化を行うとともに問題点や障害をいち早く見つけ出すことにより、作業現場のリスクアセスメントにも貢献します。
おもな特長
- 作業船および周辺海域を航行する船舶の監視
- 作業員の資格管理、入退出管理、プロジェクト進捗確認や通船運用など、洋上風力の建設運用に関連する業務に貢献、及びO&M に貢献
- 気象情報の取得により効率的な作業船の通船スケジュールを作成
- COVID-19 などの感染経路の追跡・管理
・MCC:Marine Coordination Centre(陸上指令センター)
・O&M:Operation and Maintenance(運用管理・保守点検)

カスタマイズMCCシステム J-Marine CC
日本の洋上風力発電に合わせJRC が独自開発したMCC システムです。
簡易から高度なシステムまでカスタマイズが可能です。
J-Marine CC とは?

JRC が開発する洋上風力発電のEPC およびO&M 用管理ソフトウェアです。お客様の要望に応じて、必要最小限の機能や、より高度な機能にもカスタマイズ可能です。JRC 製の監視レーダーやJ-Marine GIS との組み合わせなど、日本の洋上風力発電に最適なMCC を提供します。
おもな特長
- J-Marine Cloud の船舶や気象情報を連携したサービスを提供
- 汎用ブラウザーを基本とした情報閲覧
- CCTV やパトライトとの連携、落水検知、RFID 入退出管理、メール通達など多彩な機能を選択実装可能
- 必要に応じ、風車上の各種情報を取り込み表示、記録、管理が可能
MCCシステム構成図

洋上施設アクセスギャングウェイ
動揺補正することにより洋上風力施設へ安全・安心・簡単 アクセスが可能

洋上施設アクセスギャングウェイ とは?

作業員輸送船(CTV)から固定構造物や浮体構造物に人員を安全かつ効率的に移乗させるためのシステムです。風、波、潮などで受ける、船体からの動揺を補正することで、作業員輸送船から洋上施設へ安定した移乗が可能になります。
おもな特長
補正できる船の揺れ

動揺補正の仕組みとメリット

なぜこの装置が必要なのか?
作業船から洋上施設に乗り移る際は、風、波、潮など気象海象の影響を大きく受けるため、安全に人員を移乗させることが喫緊の課題となっており、対策を講じる必要があります。

外形寸法図

各種動揺補正装置

さまざまなシチュエーションや用途にお応えする動揺補正装置で船舶の動揺による傾斜を補正
動揺補正装置とは?
小型船舶に設置が容易な、さまざまなシチュエーションや用途にお応えする動揺補正装置です。
風、波、潮などで受ける、船体の動揺を制御装置一体型の駆動部で高応答で解消することが可能です。
船からの乗り移り時の足元安定化や、動揺する環境下での機器操作や傷病者の搬送サポートなどさまざまな場面で活用することができます。
2軸動揺補正装置の例
- 船体の傾きを高応答で解消
- 小型な可搬式装置であるため小型船舶にも設置が容易

動揺補正できる船の揺れ

仕様

動揺補正装置の活用例

JRCの海洋ソリューション
JRC には、漁業協調、地域振興にも貢献可能な沿岸部、沖合、港湾地域、洋上施設におけるさまざま用途に応じたソリューションがあります。
洋上風力発電事業の成功とともに沿岸地域の漁業の振興および地域の発展に寄与できる海洋ソリューションをご提案します。
システム構成図

海洋ソリューション、洋上風力発電関連システム、
漁業協調、地域振興向けシステムのご紹介