バリシップ 2025 出展レポート

開催初日となる5月22日(木)、セミナー会場Ａにて、GMDSS近代化をテーマとしたセミナーを実施しました。講演には、今年4月に前島密賞を受賞した当社従業員 宮寺好男が登壇し、海上無線の最新動向を紹介しました。当日は会場の収容人数を超えるご来場をいただき、立ち見が出るほどの盛況となりました。

JRC展示ブースでは、船舶の運航管理システム「Smart Ship Viewer（スマートシップビュワー）」の新機能、インマルサット新サービスNexus Waveの紹介、ジャミングやスプーフィングに対応した新型マルチGNSSコンパス「JLR-41」とパナマ運河通航時に設置が義務化されたFPUを展示した他、公益財団法人日本財団と進めている無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」における当社の取り組みを紹介しました。

効率的かつ安全安心な運航管理に貢献する新機能やモバイルアプリ「Sail Assist（セイルアシスト）」を中心に紹介しました。
SSVに関する詳細情報はこちらへ

・SZV : Safety Zone Viewer（セーフティゾーンビューアー）
衝突の危険が高い領域をレーダー画面に表示することで、航海士は安全な航行領域を直感的に把握できます。
SZVに関する詳細情報はこちらへ

・Path Planner（パスプランナー）
他船との衝突および座礁を防止するために、操船全体を包括的にサポートする統合操船者支援を実現します。

・APRS : Anti-Parametric Rolling System（アンチパラメトリックローリングシステム）
船舶用レーダー装置JMR-9200/7200シリーズにおける「波浪計測機能」と連携しパラメトリックロール発生の危険を知らせます。

・モバイルアプリ「Sail Assist（セイルアシスト）」
船上で使用するスマホアプリです。SSVと連携を取ることで、自船情報の閲覧のみではなく、燃料切替時のサポート機能など、簡単操作で乗組員の業務効率化を支援します。

３日目は展示会が一般開放となり、近隣住民や子供たちも多く来場されました。JRCでは業界以外の方々向けに、ブースで楽しめる動画を上映しました。

・YouTubeチャンネル「きまぐれむしチャンネル」様による コンテナターミナルを舞台にしたLEGO動画
　登場する船舶にJRC機器が登場します！
　レゴの港『コンテナターミナル』いってみた！LEGO Container Terminal
　※本作は「きまぐれむしチャンネル」様YouTubeチャンネルにて配信しています。

・日清紡ホールディングス テレビコマーシャル^※1
　３年連続でCM好感度獲得効率No.1^※2 に輝いたテレビコマーシャル「歌おう！ニッシンボー」の歴代CMを上映しました。
　　※1: 日清紡ホールディングスは当社の親会社です。
　　※2: CM総合研究所調査（2022～2024年）による。
　ニッシンボーのCM | 日清紡スペシャルサイト ＜歌おう！ニッシンボー＞

バリシップ2025 JRCブース内でご紹介した各種ソリューション、製品について下記よりお気軽にお問い合わせください。