デジタル放送局向け 遠方監視制御システム 遠方監視制御装置(親機・子機)

  • 地上デジタルテレビ放送

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画像:NSE-77 TOP

遠方監視制御装置(リモコン)は、デジタル放送局(テレビ・ラジオ)の各種設備(送信機・STL、電源、空調など)を監視制御します。

  • 遠方監視制御装置:親機は、サーバ機と専用ソフトウェアにより構成されます。
  • 遠方監視制御装置:子機は、親機からの遠隔操作に加え、パソコンまたは補助制御盤からの操作もできます。

アナログ監視(計測)の機能を持つので、MER(Modulation Error Rate)モニタの出力を測定することができます。
親子間の通信路はDoPa*1網、専用線、STL/TSL回線などから選ぶことができます。

  1. 「DoPa/ドゥーパ」はNTTドコモの登録商標です。

特長

多彩な機能

データ収集・管理

親機は、あらかじめ設定された内容(定時観測、手動観測、手動制御など)に従って各局の子機から監視情報とアナログ監視情報を収集し、監視制御やログの記録をするためのデータ管理をします。また、子機からの自動通報により監視情報とアナログ監視情報も収集します。

監視

Webブラウザを使用し、複数の操作用コンピュータから同時に監視を行うことができます。
監視には定時観測と手動観測の2種類の方法があります。
時間マスク・停電マスク・中継マスクの3種類のマスク機能により、不要な警告を防ぎます。

制御

制御には手動制御と予約制御の2種類の方法があります。また、不正な制御を防ぐため、IDとパスワードによるアクセス制限をかけます。

アナログ監視

設定された間隔と回数のアナログ監視を行い、結果をグラフ表示できます。

E-mail通知機能

障害発生時、指定したメールアドレスに異常を通知します。

ロギング機能

ロギングをCSV形式で、内蔵メモリに保存します。

警報出力

障害発生時、サーバ(DIOカード)から警報表示板に接点信号を出力します。

MER監視機能

子機のアナログ監視機能により、MER(Modulation Error Rate)を監視する機能です。
MERを監視することにより、各局におけるC/N比と、各局間の劣化量を把握することができます。そのため多段中継システムにおいて、異常発生箇所(障害発生局)を判断するための情報が得られます。
次の例の場合、中継局2(送信側)~中継局3(送信側)の間で、大幅に劣化(減衰)していることが分ります。

画像:MER監視機能

グラフィカルユーザインタフェース

親機は、各子機を通して各局の設備の監視制御情報を収集・蓄積します。収集したデータは、操作用コンピュータのWebブラウザで閲覧できます。
データはわかりやすい地図表示や機器のブロック図表示など、GUI(グラフィック・ユーザ・インターフェイス)で構成し、操作性にも配慮しました。

全体図

県域全体の送信所・中継所の配置を、局名と状態と共に地図上で表示します。また、最新イベント表示、送信所・中継所へのジャンプボタン、システム設定ボタンがあります。

画像:全体図

中継局画面

各中継局の設備、装置の状態をブロック単位で表示します。
制御対象のボタンを押下することにより、対象装置の制御を行います。

画像:中継局画面

アラームマスク設定画面

各送信所・中継局ごとに、時間マスク、停電マスク、中継マスクの設定を行います。

画像:アラームマスク設定画面

システム構成例

画像:システム構成例

仕様例

親機

OS Microsoft® Windows ServerTM 2003 Standard Edition 日本語版
CPU Intel® Xeon® プロセッサ 2.8BGHz/512KBキャッシュ
メモリ 256MB×2
HDD 36.3GB×2 (Ultra320 SCSI)、ホットプラグ対応 RAID1
ストレージ 20/48倍速 CD-ROM
電源 AC100V±10%以下、50/60Hz
465W/480VA以下
冗長電源対応、冗長ファン対応
外形寸法 W292.1×D681×H453mm
質量 19kg(最大35kg)
DIOカード 16点デジタル入出力ボード、電源内蔵絶縁型、入力DC12V(シンク型
出力対応)、出力DC12V~24V(シンク型)
RASカード 電源断検出機能、異常温度警告、ウォッチドックタイマ機能、外部アラ
ーム入力、汎用入出力機能、ブザー出力、割り込み機能

子機

監視入力 無電圧接点入力<マイナスコモン>
フォトカプラ絶縁方式
標準32項目~最大128項目
32項目単位で増設可能
制御出力 フォトMOSリレー出力<シンクタイプ>
定格負荷電圧DC24V
標準32項目~最大128項目
32項目単位で増設可能
アナログ監視
入力(計測)
差動入力方式 10ビット分解能
入力電圧範囲<0~10V>
標準12項目~最大48項目
12項目単位で増設可能
シリアルインタフェース
(対STL、専用線モデム等)
RS-232C互換 1ポート
転送速度:110~38,400bps
Ethernet 10BASE-T/100BASE-TX 1ポート
(IEEE802.3/802.3u準拠)
入力電源 DC24V±10%以下
13W以下(標準実装時)
AC100V±10%以下、50/60Hz
13W/16VA以下(標準実装時)
外形寸法 W430×H99×D196mm
質量 10kg以下
動作環境 温度:0~+40℃
湿度:90%以下(結露なきこと)

※Microsoft、Windowsは、米国 Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標または商標です。

※Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。

※Pentiumは、米国およびその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標または登録商標です。