GPS/GNSS 受信機 Q&A(よくあるお問い合わせ)

Q. 推奨のGPSアンテナを教えてください。

A. 弊社製品のNAY-3900G(DC4.5V、1.5Dケーブル、5m、GT5コネクタ)とNAY-3930G(DC3V、1.5Dケーブル、5m、GT5コネクタ)があります。

Q. GPSアンテナの上に雪が積もっても大丈夫ですか?

A. NAY-3900G/3930GはJIS-D-0203 S1の耐水性試験に耐える防水構造になっています。但し、雪(水)はGPS衛星からの電波を遮りますので、積雪状態によっては測位できない可能性があります。

Q. GPSアンテナを座席の下やダッシュボードの中に入れても測位しますか?

A. GPS衛星からの電波が届かない場所にGPSアンテナを設置すると測位することができません。必ずGPSアンテナは上空が見える場所に設置してください。(車室内の場合は、ダッシュボード上のフロントガラス前方に設置してください。)

Q. GPSアンテナを上空の見える場所に設置しましたが、なかなか測位できません。どうすればいいのでしょうか?

A. GPSアンテナを設置した周辺に、高い建造物や多い茂った木があるとGPS信号が届きにくい為、場所によっては測位することができない場合があります。その場合はGPSアンテナの設置場所を移動させて再度確認してください。

Q. GPSチップ単体での購入は可能ですか?

A. 可能です。詳細は弊社営業窓口までお問合せください。

Q. どのようにしたらUTCをJSTへ変換することができますか?

A. UTCに9時間足した時刻がJSTになります。

Q. TTFFとは,どのようなことでしょうか?

A. Time To First Fixの頭文字を取ったもので、GPS受信機の電源が投入されてから測位を開始するまでの時間を表します。

Q. CSFとは,どのようなことなのでしょうか?

A. Cold Start Fixの頭文字をとったもので、測位を行うのに必要な、受信機の概略位置、概略時刻、各衛星の概略軌道情報(アルマナック・データ)がクリアされた状態で受信機を起動することです。

Q. GPS受信機への電源供給を長い時間行わない場合、何か問題がありますか?

A. GPS受信機にバックアップ電源が供給されていれば、測位に必要なデータを受信機に保持でき、短いTTFFで起動できます。
(バックアップ電源が供給されていない状態で、起動した場合はCSFとなります。)

Q. GPS受信機への電源投入時、初期設定は必ず行わなければいけないのでしょうか?

A. GPS受信機にバックアップ電源が供給されている場合には、初期設定は不要です。
バックアップ電源が供給されていない場合、測位に必要なデータがクリアされた状態からの起動となるためCSFになります。
(TTFFを短くしたい場合は、バックアップ電源を供給していただくことをお勧めします。)

Q. 擬似距離とは、どのようなことでしょうか?

A. GPS信号の送信時刻と受信時刻の差から求められた、衛星とユーザー間の距離です。ユーザー時計のオフセットを含んでおり、その分だけ誤差があるのでこのように呼ばれます。

Q. 同型のGPS受信機で同一のアンテナを使用しても、走行軌跡に差異があるのは何故でしょうか?

A. 電波の状態は常に変化している為、同VerのROMを搭載する同型のGPS受信機を同一のGPSアンテナで受信しても、測位結果は完全に同一にはなりません。

Q. うるう秒の挿入時、GPS受信機の動作上、何か問題は発生しますか?

A. うるう秒挿入により、GPS受信機が異常になることは有りません。
また、最近のうるう秒挿入は、
1996年1月1日
1997年7月1日
1999年1月1日
2006年1月1日
2009年1月1日
に発生していますが、GPS受信機が異常にはなりませんでした。

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