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2019年7月16日[2019年7月16日 プレスリリース]

J-Marine NeCSTが『平成30年度航海功績賞』を受賞

日本無線株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:荒 健次、以下JRC日本無線)は、日本郵船株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長澤 仁志、以下日本郵船)、株式会社MTI(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 一夫、以下MTI)と共に、「J-Marine NeCSTによる個船ノウハウのデジタル化とクラウドサーバによる情報共有および情報オンデマンドによる船内業務革新の実現」の業績につきまして、平成30年度航海功績賞※1を受賞しました。

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※1 航海功績賞とは:
公益社団法人 日本航海学会では、平成7年から「航海に関連した実務分野において顕著な業績のある者(個人または組織)」に対して、航海功績賞を授与しております。(日本航海学会HPより)
日本航海学会サイトもご参照ください。

受賞にあたって評価されたポイント

JRC日本無線は、操船経験豊富な船長や航海士の意見を全面的に取り入れ、安全且つ高効率運航を支援する運航支援装置J-Marine NeCST(Navigational electronic Conning Station Table)を、日本郵船株式会社、および株式会社MTIと共同で開発し、その後、JRC日本無線にて製品化しました。今回、このJ-Marine NeCST開発とその成果に対して以下の点が「運航業務における技術革新」と評価されました。

・ECDISの優れた機能と紙海図における航路計画の利便性を併せ持つことにより船内作業効率化を実現
・手書き入力情報や航路情報はECDISと共有可能であるだけでなく、個船ノウハウのデジタル化と蓄積を実現
・クラウドサーバと連携することで、船船間や船陸間における情報の共有を実現
・効率的な航海計画立案を支援するオンデマンド気象海象情報取得と電子海図への重畳表示を実現

J-Marine NeCSTはこれらの革新的な機能を実現し、多くの船舶や陸上オフィスでの運用においても、その有用性が確認されています。
今後、自動操船システムの実現が推進されると予想される中で、このJ-Marine NeCSTが船上や陸上におけるマンマシンインターフェースとして中核的な役割を担うことも期待されます。


J-Marine NeCSTの概要:

個船ノウハウのデジタル化

紙海図同様、各種情報を指、もしくはスタイラスペンで高い自由度をもって容易に入力可能です。更に、入力した手書き情報や航路情報はECDISと共有するだけでなく、紙海図では残らなかった個船ノウハウとしてデジタル化することで、そのデータ(価値)の蓄積を実現しています。

船内作業の効率化

大画面ディスプレイで効果的なブリーフィングをサポートしながら、ECDISとの連携による船内作業の効率化を実現します。また、J-Marine Cloud(クラウドサーバ)との連携によりオンデマンドによる気象海象情報の取得も実現し、電子海図に重畳表示させることで、より効率的な航海計画の立案を支援します。

陸上・他船との情報共有

陸上オフィスにもJ-Marine NeCSTを設置運用することでデジタル化された個船ノウハウを取り込め、本船と同じシチュエーションを再現できます。

J-Marine NeCST

J-Marine NeCST

ECDISとの情報共有

ECDISとの情報共有

船船間、船陸間での情報共有

J-Marine Cloudを介した船船間、船陸間での情報共有

航海計画は航海データとして蓄積されるため再利用が可能

J-Marine NeCSTで作成した航海計画は航海データとして蓄積されるため再利用が可能

航海情報Cloudにアップロードされ、陸上事務所のパソコンでモニタリング可能

J-Marine NeCSTで作成した航海情報(左)は、定期的にCloudに
アップロードされ、陸上事務所のパソコンでモニタリング可能(右)
※当社が指定するWebブラウザが必要です

J-Marine NeCSTにおける気象海象情報を重畳した航路作成例

J-Marine NeCSTにおける気象海象情報を重畳した航路作成例


JRC日本無線は、より安全かつ高効率な運航に寄与する様々なソリューションを今後も提供してまいります。

お問い合わせ先

(報道機関)

日本無線株式会社
経営企画部 広報担当
Tel: 03-6832-0721

(その他)

日本無線株式会社
マリンシステム営業部 国内営業グループ
Tel: 03-5534-1115

  1. 内容はリリース時現在のものです