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2019年5月9日[2019年5月9日 プレスリリース]

世界最小クラスのPOCT*1用CRP*2測定キットの製品化
- 迅速な測定で様々な負担を軽減 ―

日本無線株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:荒 健次、以下JRC日本無線)は従来よりSAW*3デバイスを用いたバイオセンサの開発*4を進めてきました。このたび、本技術を利用して、世界初*5のSAWデバイスを利用した医療向けPOCT用CRP測定キットを、子会社の上田日本無線(株)*6が薬機法に基づき製造販売届出を行い、製品化しました。

クリスタルセンス外観

クリスタルセンス外観


概要

今回製品化したCRP測定キット(以下、クリスタルセンス*7)は、訪問診療、往診、小規模なクリニック等において患者さんの傍らで使用することを念頭に、ポケットに入るような小型化と、数値化した結果を迅速に示すことを実現しました。また、検出用チップは1回使い切りのため検査毎の洗浄なども不要としています。これらにより検査用サンプルの持ち帰り、検査センターへの分析依頼などが不要となり、患者さんだけでなく医療に従事される方々の負担軽減にも寄与するものと期待されます。

クリスタルセンスはCRP測定結果が数値として得られるため結果の判定に熟練を必要とせず、検査結果のデータとしての取扱いも容易です。検査結果を医療機関やスタッフの間で情報共有する、ビッグデータとして分析するなど様々な形で応用できる可能性があります。今後は、様々な疾患の予防や治療に貢献するために、CRP測定以外のラインナップ充実に向けて尽力していきます。


クリスタルセンスの特長

迅速測定(3分以内)で、結果を数字化

ポケットに入るような小型化を実現

(検出器:110×80×36mm程度)
(検査チップ:25×10×45mm程度)

微量血液(10㎕)で、測定可能

乾電池(単4×4本)駆動



*1 POCT(Point Of Care Testing):患者の傍らで行う臨床検査
*2 CRP(C-reactive protein):炎症や組織細胞の破壊が起こると増加するタンパク質
*3 SAW(Surface Acoustic Wave):弾性表面波、圧電基板の表面を伝わる振動
*4 ニュース(2013年11月15日発表):同時複数診断が可能なマルチチャンネルSAWバイオセンサを開発
*5 当社調べ
*6 上田日本無線(株):JRC日本無線の100%子会社、医用電子装置などの開発・製造・販売を行っている
*7 クリスタルセンス:SAWデバイスの基板として使用している水晶と、検出器の英語読みから成る造語。JRC日本無線の登録商標

関連情報

ニュース(2013年11月15日発表)

同時複数診断が可能なマルチチャンネルSAWバイオセンサを開発

ニュース(2018年1月19日発表)

SAWバイオセンサが『医療機器等試作品コンテスト』でグランプリを受賞

お問い合わせ先

(報道機関)

日本無線株式会社
経営企画部 広報担当
TEL : 03-6832-0721
FAX : 03-6832-0993

    内容はリリース時現在のものです