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2002年7月24日

26GHz 帯ポイント・ツー・ポイント/ポイント・ツー・マルチポイント型加入者無線ワイヤレスIP アクセスシステムを開発

 日本無線(株)は26GHz 帯ポイント・ツー・ポイント/ポイント・ツー・マルチポイント型加入者無線 ワイヤレスIP アクセスシステムを開発致しました。

 e-Japan 構想に代表されるように、官民挙げてのブロードバンド環境整備は着々と進んでおりますが、今 回開発した機器は、構内配管や共用スペースなどの問題で光ファイバーなどの高速回線を利用できないマンションや、光ファイバーが整備されていない地域に対して、26GHz 帯の無線を利用することにより最大 23Mbps (無線区間の速度は40Mbps )のブロードバンド環境を提供する無線アクセスシステムです。

 システム構成としては基地局側、加入者側ともに屋外装置と屋内装置で構成されており、基地局のアンテナは集合住宅向けにはホーンアンテナを、一般住宅向けにはオムニアンテナを選ぶ事により、効率的なエリア構築が可能となります。

 無免許でシステムの運用がされる無線LAN と比べ、この無線アクセスシステム(FWA-Fixed Wireless Access )は運用の為の利用周波数は電波干渉の起こらないように管理され、通信業者毎に割り当てられた周波数を利用しております。

 本システムは、日本電信電話株式会社アクセスサービスシステム研究所と共同開発し、システムの信頼性、安定性の向上並びに、小型化による機器設置施工の簡便化を図っております。また機器内部のRF モジュールを新日本無線株式会社と共同開発するにより、高集積化、低価格化を図っております。

 今後は、通信速度の更なる高速化、機器の小型化、価格の低減を図り、通信事業者がより安価で簡単にシステムの構築、サービス提供を行えるよう目指して行きます。

 本機器は当社インターネット関連事業の主力商品のひとつとして位置付けられますが、同事業における本年度の受注は20 億円を目指しております。

主な仕様および特長

低価格化・小型化の実現

高周波回路のMMIC 化(モノリシックマイクロ波IC 化)を実現し、小型化・低コスト化を可能にしました。これにより基地局を電柱に、加入者局をベランダに設置する事が可能となり個人ユーザー様向けのサービスにお使い頂けるようになりました。また、施工技術の研究、開発により設置コストを大幅に削減し、安価にシステムを構築する事が可能です。

簡単接続

標準的なLAN インターフェイス(10 Base-T/100 Base-TX )に対応しており、接続が容易にできます。

抜群の信頼性・安定性

ラウンドロビン制御により加入者間の公平性を保ちます。また、上下回線のトラフィックを需要に応じて割り当てるダイナミックなタイムスロットアサイン方式を採用し周波数を有効に利用しています。

画像:26GHz帯 P-P/P-MP型加入者無線ワイヤレスIPアクセスシステム

  1. 内容はリリース時現在のものです