お客様満足度の向上

お客様満足度の向上

方針

日本無線は、消費者・顧客に対して、製品・サービスに関する適切な情報提供、誠実なコミュニケーションを行い、満足と信頼を獲得します。

体制

日本無線は、通常の営業活動において、市場ニーズ、マーケティング情報、顧客苦情・要望、アンケートおよび調査などによって、顧客満足関連の情報の監視および測定を実施しています。また、特定の目的での顧客満足情報の監視および測定を実施しています。なお、サービスとサポートに関しましては、各事業部の関係部門が担当しています。

お客様に安全・安心をお届けする評価センター

満足度向上活動の一例として、カスタマーサポートの一つである評価センター業務を紹介します。
日本無線の評価センターでは、お客様に提供する製品やシステムを安全・安心にお使いいただくために、開発、設計段階において、徹底した信頼性試験・評価試験を行うことで、高い設計品質を確保しています。そして、万全の生産品質管理体制を取り、PDCAサイクルのもと、より高い品質と高度な安全性を目指し、お客様に満足いただける製品の提供に努めています。

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走査型電子顕微鏡

試料に電子線を照射し、数十万倍の高倍率・高解像度の画像を得て表面を詳細に分析します。

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蛍光X線分析装置

X線を照射し、それによって生じた蛍光線のスペクトルから試料に含まれる元素を分析します。

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冷熱衝撃試験装置

高温と低温を急激に変化させ、製品の材質の熱膨張率の違いで発生するストレスを繰り返し加えて信頼性を評価します。

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恒温恒湿槽

槽内の温度と湿度を独立して制御し、装置の耐環境性能を評価します。この設備の内部試験エリアは、幅 5.0 m × 高さ 2.8 m  ×奥行 5.0 m

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電波暗室( 3 m法 )

EMC試験により、製品の信頼性を評価します。

試験装置の紹介

恒温恒湿槽

装置名称仕様
スーパージャンボ恒温恒湿槽
  • 温度範囲: -40 ~ +80 ℃
  • 湿度範囲:10 ~ 95 %RH
  • 槽内寸法:5000 × 2800 × 5000 mm
  • 入口寸法:2000 × 2700
  • 温度上昇時間:+20 ℃ ~ +80 ℃まで45分以内(無試料)
  • 温度降下時間(1):+20 ℃ ~ -40 ℃まで360分以内
    (有負荷、有試料)
  • 温度降下時間(2):+20 ℃ ~ -40 ℃まで60分以内(無試料)
  • 床耐荷重:等分布荷重で1,000 kg/㎡
    集中荷重の場合:300 kgまで
    (キャスター4個の台車を想定)
ジャンボ恒温恒湿槽
  • 温度範囲: -50 ~ +80 ℃
  • 湿度範囲:20 ~ 95 %RH
  • 槽内寸法:2200 × 2800 × 3000 mm
  • 入口寸法:2000 × 2500
  • 温度上昇時間:+20 ℃ ~ +80 ℃まで45分以内(無試料)
  • 温度降下時間(1):+20 ℃ ~ -35 ℃まで460分以内
    (有負荷、有試料)
  • 温度降下時間(2):+20 ℃ ~ -40 ℃まで80分以内(無試料)
  • 床耐荷重:等分布荷重で 1,000 kg/㎡
新ミドル恒温恒湿槽
ハヤブサ恒温恒湿槽
  • 温度範囲: -60 ~ +100 ℃
  • 湿度範囲:20 ~ 95 %RH
  • 槽内寸法:1800 × 2800 × 2000 mm
  • 入口寸法:1800 × 2800 mm
  • 温度上昇時間(1):+20 ℃ ~ +100 ℃まで30分以内
    (有試料、無発熱)
  • 温度上昇時間(2):+20 ℃ ~ +100 ℃まで30分以内
    (無試料、無発熱)
  • 温度降下時間(1):+20 ℃ ~ -60 ℃まで120分以内
    (有試料、無発熱)
  • 温度降下時間(2):+20 ℃ ~ -60 ℃まで60分以内(無試料、無発熱)
  • 耐荷重:3600N(平均分布荷重)(1,000 kg/㎡)
プレッシャークッカー
  • 槽内寸法:355×355×426 mm
  • 温度範囲:+105.0 ~ +142.9 ℃
  • 湿度範囲:70 ~ 100 %RH
  • 圧力範囲: -0.1 MPa ~ 0.4 MPa

衝撃試験機

装置名称仕様
空圧加速式衝撃試験機
  • 加速方式:空気圧加速シリンダ
  • 衝撃制御方式:弾性パッド
  • 衝撃加速度波形:正弦半波
  • 最大搭載質量:300 kg
  • 最大搭載質量:300 kg
  • 落下台寸法:630 × 630 mm
  • 繰返し速度/回数 :毎分3回/最大99999回
  • 衝突速度:0.6 ~ 3.2 m/s(300 kg負荷時)

観察・分析業務

装置名称仕様
X線透視装置
  • テーブルサイズ:最大350×300 mm
  • 積載重量:最大 2 kg
  • X線出力:160 kV 200 μA
    (最大20 W、160 kV時は130 μA)
電子顕微鏡(SEM-EDX)
  • 倍率:30 ~ 30万倍
  • 加速電圧:0.5~30 kV
  • 真空モード:高真空、低真空(1~270 Pa)
  • 検出器:二次電子・反射電子検出器
  • エネルギー分散型X線分光器付き 検出元素:Be~U
  • 試料台:Φ120 mm(試料高さ10 mmまで)
蛍光X線分析装置
  • 試料の大きさ:
    最大300(W) ×250(D) ×40(H) mm
  • 試料の最大質量:2 kg
  • 操作範囲:
    最少 256×256 μm ~ 最大 200×200 mm
    最少送りピッチ 2 μm
マイクロスコープ
  • 倍率:×20 ~ ×5000

サステナビリティ一覧