特長
距離・方位を高精度で計測
レーダ1台で幅広いエリアのターゲット（最大256点）を検出します。
方位方向：120° 、距離方向：0.5m~128m（動作モードによります）
79GHz帯を広帯域に利用することで高分解能(※1)を実現しました。
方位方向：10°、距離方向：7.5cm（動作モードによります）
※1 分解能とは、複数の物標を1つの物標と誤認識せず、複数に分離できる性能です。
高精度・高分解能なので、ターゲットの見逃しリスクを低減できます。
速度を高精度で計測
ターゲットの相対速度を独自アルゴリズムで高精度に計測します。
小さな速度変化まで計測できることで、ターゲットの種類を識別しやすくなります。
様々な環境下で使用可能
耐環境特性に優れ、逆光、西日、夜間、雨、霧、粉塵など様々な環境・天候下で、性能を維持します。
活用例
障害物の検知、通行経路設定
自動走行車両に搭載することで障害物の位置を把握し、経路探索に利用することが可能です。
検知対象
果樹, 作業者, フェンス, 樹列端ワイヤ, プラスチック箱
適用例における優位性
- 地面の影響を受けにくいアンテナ設計
- 樹列・人物の高い位置精度
評価例: 作業者の検出例
樹列の間に居る作業者を分離して検出可能
仕様・外形図
周辺監視レーダ本体
| 主な機能 | 詳細仕様 | |
|---|---|---|
| 周波数 | 77G/79GHz帯 | |
| レーダ方式 | FMCW、JRC独自方式【特許第6492377号】 | |
| レーダ送信電力 | 10mW以下 | |
| 監視距離 | 0.5~10m(近距離モード)/1.0〜45.2m(中距離モード)/1.0~128m(遠距離モード) | |
| 距離分解能 | 7.5cm(近距離モード)/17.6cm(中距離モード)/50cm(遠距離モード) | |
| 監視範囲（水平） | 120°（±60°） | |
| 監視範囲（水平）分解能 | 10° | |
| 電源電圧 | DC 8~20V、公称電圧12V | |
| 消費電力 | 3W typ.（電源電圧12V、動作温度25℃時） | |
| 動作温度範囲、保存温度範囲 | -40~+85℃、-40~+85℃ | |
| 湿度 | 40~95%RH（結露なきこと） | |
| 保護等級 | IPx6 | |
| サイズ(DWH), 質量 | 91㎜x101㎜x27㎜(据付金具・突起部含まず), 300g以下 | |
| インタフェース | RS-485（全二重） | |
| データ更新周期 | 100ms | |
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