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国内初、産官による商用ローカル5Gシステムを信州ブレイブウォリアーズのホームアリーナへ導入
製品情報日本無線株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:小洗 健、以下JRC)は、長野市、信州ブレイブウォリアーズ※1を運営する株式会社NAGANO SPIRIT(本社:長野県長野市、代表取締役社長 木戸康行)、エクシオグループ株式会社(本社;東京都渋谷区、代表取締役社長:舩橋哲也)とのコンソーシアムにおいて、総務省の地域デジタル基盤活用推進事業(補助事業※2)を活用し、長野市真島総合スポーツアリーナ(以下ホワイトリング)に日本初の産官による商用ローカル5Gシステムを導入します。
課題
信州ブレイブウォリアーズのホームアリーナであるホワイトリングでは、ゲ―ム開催時の通信集中による電子チケットなど各種サービスの品質低下が課題となっていました。また長野市もスポーツの成長産業化による地域の活性化推進が課題となっていました。
概要
4社のコンソーシアムは、これらの課題を解決するため、ローカル5Gを導入し、ホワイトリングの通信環境を改善することで、令和5年度には電子決済、モバイルオーダー及びモバイルチケッティングが滞りなく使用できる環境構築を実施し、令和7年度までには、大型ビジョン(映像伝送)、LED照明及びゲームクロックの無線化を実施など、各種サービスを体感することで、来場者の利便性や満足度が高まり、リピーターを含めた観戦者の増加、広域的な交流人口拡大、地域の活性化を実現します。
JRCは総務省の当該補助事業を通じて長野市の地域課題の解決に貢献するとともに、そこで得られた知見や実績を全国各地の地域課題解決に展開していきます。JRCはこれからもお客様の課題を解決するローカル5Gシステムの普及に努めていきます。
※1 信州ブレイブウォリアーズ:
男子B1リーグ所属のプロバスケットボールチーム。ホームタウンは長野県長野市ならびに千曲市。
※2 補助事業:
ローカル5GやWi-Fi、LPWAをはじめとする通信インフラを整備するとともに、デジタル活用によって地域課題の解決を図る取り組み。
参考:信州ブレイブウォリアーズの“今後の展望”
- セルフレジ、無人レジ、キャッシュレス決済端末、運搬用AIロボット等の導入により、来場者の更なる利便性を図る。
- バスケ興行に最先端技術(4K8Kリアルタイム高速映像配信、ドローン、360度カメラ、メタバース、デジタルサイネージ等)を導入し、高精細・高臨場感の映像コンテンツ伝送を実現し、ライブ中継、遠隔応援、パブリックビューリング、映像解析等、新たな付加価値を提供していく。
- 企業展示会(IT、機械、アパレル、フード等)、eスポーツ、就職フェア、ベンチャー企業ピッチコンテスト等、ローカル5Gの特長をフルに活かし、多機能かつ多目的用途へホワイトリングの活用範囲を拡充する。
関連情報
- 総務省 公式サイト
地域デジタル基盤活用推進事業サイト - 総務省 公式サイト
補助事業について - 信州ブレイブウォリアーズ 公式サイト
お問い合わせ先
報道機関日本無線株式会社
経営企画部 広報担当
Tel:03-6832-0721
注)内容はリリース時現在のものです