日本無線株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:小洗 健、以下JRC)は、船舶向けに提供する船陸間情報サービス「Smart Ship Viewer(スマートシップ・ビューアー)」(以下SSV)に、船舶の安全運航の更なる向上につながる新機能を追加します。
JRCは、本船の運航状況把握、船陸間の情報共有など、船舶の安全運航を陸側から支援する情報サービスSSVを2019年4月より開始して以来、多くのお客さまからご好評いただき、順調にユーザー数を増やしてきました。この度、お客さまからのご要望が多かったVDRプレイバック機能を始めとした機能拡充を行いました。
新機能は、主に陸側からの複数船管理の容易性を向上しました。本船の状況をより詳しく手軽に確認可能としたことでユーザーの利便性を向上させました。また、今回の機能拡充においては、本船の乗組員向けに業務効率の向上につながるスマホアプリを開発しました。
ダッシュボード機能
複数の管理船の航行状況やアラートの発生状況を一括でモニターに表示し、確認すべき船舶を迅速に把握することが可能になりました。
ダッシュボード機能 画面例
VDRデータ プレイバック機能
本船に搭載されているVDRに保存されているデータを遠隔からダウンロード・再生できる機能です。陸側で必要とする時に、SSV上で再生することにより、迅速に詳細なデータ解析が可能となります。
また、クラウドに保存されているデータ※1にアクセスし、簡単に過去の航行記録を再生・確認することも可能です。
船員向け船内アプリ「Sail Assist(セイル・アシスト)」
本船上で使用可能なスマホアプリです※2。SSVと連携することで、ブリッジ以外の場所でも手元で自船情報の確認が可能になり、乗組員の業務効率化に貢献します。
新機能やSSVの詳細情報をご要望のお客さまは、こちらよりお問い合わせください。
製品情報
Smart Ship Viewer
ニュース(2021.08.31発表)
J-Marine NeCST 安全運航を支える機能を拡充
注)内容はリリース時現在のものです