サブアレーは電波の向き(偏波)が直交する8個の素子アンテナを持つ菱形形状の16素子配列アンテナで、それぞれの偏波に対する素子アンテナの振幅比を制御することにより偏波面を任意方向に向けることが出来ます。サブアレー構成法とは、3種類のサブアレーを組合せることにより限りなく大きなサイズまで拡張できる配列方法です。これにより、間引き給電によって発生するグレーティングローブと呼ばれるサイドローブの抑圧が可能となり、試作したKu帯243素子アクティブフェーズドアレーアンテナは世界最薄の高さ5cmの薄型化を実現できました。
尚、本成果は2010年3月にリスボンで行われた国際会議「2010 International Workshop on Antenna Technology:(略称: iWAT)」に発表(注4)され、Best Paper Prizeを受賞しました。
Tamotsu Suda, et al. "A Large Number of Phased Array Antenna with Low Grating Lobes Using Partially Driven Technique, "2010 International Workshop on Antenna Technology (iWAT), PS1-20, 2010.