本装置は、大出力マイクロ波管(マグネトロン)を使用した従来のレーダーとは異なり、出力数百Wの半導体による送信器を搭載した、FMパルス方式による新世代のレーダー装置です。 本装置は、周波数変調した長いパルスのレーダー波を送信し、物標から反射してきた受信信号を圧縮処理することによって、極めて低い出力でありながら出力数十kWのマグネトロン方式パルスレーダーと同等の探知性能と距離分解能を得ることを可能にしています。 また、コアとなる送受信部と信号処理部は、小型化と高度な耐環境設計によりレーダー空中線に内蔵され、空中線と指示機の2ユニットという最小の機器構成で実現しています。 本装置は、ITU-R スプリアス規則に適合すると共に、大出力マグネトロン用の高電圧回路を必要としないため、信頼性と品質が向上しているほか、新しい信号処理技術により、海面反射波や雨雪反射波に対する抑圧性能が一段と向上しています。 さらに、お客様にとって大きな負担であったマグネトロン交換が不要になり、維持費の大幅な削減が可能となっています。
本装置は、ドイツ・ハンブルグにて開催された国際海事展示会「SMM2008」に出展し、好評を得ております。
Sバンド固体化レーダーJMA-9172-SA
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