存在価値のある企業として。

事業活動における社会との関わり

JRC日本無線は1915年創業以来、情報技術ならびに無線通信機器のリーディングカンパニーとして独自の発展を遂げてまいりました。
需要先のほぼ半分が中央省庁および地方公共団体で占めていますように、ご家庭の中で使用される機器というよりも、社会生活をとりまくかたちでみなさまと接している製品をつくっている会社です。また、無線という技術の特性からでしょうか自然環境や地理的環境に対応する製品が多くあります。

自然環境に関わりの深い製品として、山岳地にある雨量計、河川の水位などを統合的に情報収集するテレメータシステム。災害時に行政情報の基幹回線を衛星や地上波で構築をお手伝いする無線網などがあげられます。
また、雨雲の観測・分析に使用される気象レーダは、電波によるドップラ効果を利用したドップラレーダーです。
サロマ湖に設置された水質管理システムは、水温、塩分、溶存酸素などのデータを多元的収集・監視し定量的な環境保全の実現に期待されています。

フィールドを海に向けると世界中を航行する船舶用電子機器があげられます。良質なコミュニケーションを確立する各種無線装置。レーダー機器などを組み合わせた統合航海システムは安全な航行はもちろんのこと、最短距離の自動航行を実現し運行燃料の削減に寄与しています。

地理的情報格差の是正が目標の一つとなっているe-Japan構想。私たちはFWA(加入者無線システム)の開発により、光ファイバーの設置が難しいいわゆるラストワンマイルソリューションを無線で解決し、遠隔地のブロードバンド環境構築を可能にしました。
本格運用が秒読みの地上波デジタルテレビ放送では放送エリアの拡張を支える送信機や中継装置を製造しています。

人為的な空間では、東京オリンピックや大阪万博の歴史的イベントを支えた音響設備があげられます。今でも多くの会場で採用され、国際会議には不可欠な同時通訳放送装置もあわせて納入させていただいております。

みなさまのより近くにある製品は、カーナビゲーションに内蔵されているGPS受信機、ブラウザ搭載型PHSが代表的な製品です。

これからの製品の一つとして、日清紡と共同開発を進めている電気二重層キャパシタは、二次電池に代わる有機溶剤を原料としない半永久的に使用可能な蓄電デバイスとして期待されており、多方面の産業から持続可能な社会の実現に寄与することを期待されています。


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