ニュース

国内初、鹿児島空港でAlertmarker+多言語翻訳サービスの運用を開始

製品情報

日本無線株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:小洗 健)は、災害情報等を自動配信する情報混合表示システム Alertmarker+(アラートマーカー)の新機能として、AIによる多言語翻訳機能を開発し、鹿児島空港(鹿児島空港ビルディング株式会社 本社:鹿児島県霧島市)が運営する大型サインボードにて、国内で初めて多言語翻訳サービスの運用を開始しました。

鹿児島空港の国内線ターミナル到着ロビーに設置された大型サインボード鹿児島空港の国内線ターミナル到着ロビーに設置された大型サインボード
多言語翻訳サービスにより、日本語に続いて韓国語に翻訳された情報を配信

概要

2021年7月2日、鹿児島空港は、国内線ターミナル到着ロビーに設置された大型サインボードにおいて、Alertmarker+多言語翻訳サービスを活用した災害情報配信、新型コロナウィルス感染予防の注意喚起配信の運用を開始しました。

鹿児島空港では、航空旅客ターミナル施設の利用者に対して、大型サインボードを活用した広報活動及び啓発活動に積極的に取り組んでいます。在留外国人、訪日外国人等※の利用も多く今後も増加が見込まれることから、多言語案内を強化し誰でも使いやすく安全安心な空港づくりを目指しています。

当社は、近年多発するゲリラ豪雨や土砂崩れ等の災害時に多言語定型文による緊急警報を発信する自動配信機能や、新型コロナ感染防止の告知を行う際に施設管理者が発信する戸別配信メッセージを11言語に翻訳するAI翻訳機能など、地域の課題解決や振興に応えるサービスの向上に取り組んでいます。

今後も総合防災サプライヤーとして、持続可能な開発目標の達成に向かって保有する技術をさらに進化させ、国際社会へ貢献していきます。

※鹿児島県の在留外国人数は12,241人となっており、国籍別では、ベトナム(5,028人)が最も多く、次いで中国、フィリピンとなっています。(2020年6月末現在)
また、鹿児島県のインバウンドによる訪日外国人は、台湾、韓国が主流となっています。

関連情報

お問い合わせ先

報道機関
日本無線株式会社
経営企画部 広報担当
Tel:03-6832-0721


その他
日本無線株式会社
民需事業統括部 ICTサービス事業グループ
Tel:03-6832-0983

注)内容はリリース時現在のものです