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2015年4月21日

島根県安来市において「無線を利用した地域ネットワークの実証実験」を実施-様々なシーンへの適用可能性を確認-

島根県安来市(近藤宏樹市長)は、住民サービスの充実・行政課題の解消を目指して、情報通信技術を活用したシステムの共同開発を株式会社中電工(本社:広島県広島市、代表取締役社長:小畑博文)と進めています。日本無線株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役社長:土田隆平)は開発協力として2014年12月に安来市において新型無線LAN等を利用して、地域ネットワークを構築するための無線ネットワークの実証実験を行いました。

今回の実証実験は、安来市より複数の公共施設を実証フィールドとして提供いただき、各施設に設置した無線LANアクセスポイントをメッシュ状に接続した実使用環境に近い条件で行いました。実験ではネットワークの基本的な機能として、音声、映像、その他のデータが伝送できることを確認するとともに、無線LAN端末の機能により特定のデータを優先して伝送できることも確認しました。

画像:実証実験概要図

実証実験概要図

また、データを伝送中に、使用している無線ルートに障害が発生した場合には、自動的に迂回するルートへ切り替わるとともに、障害復旧時には元のルートに切り替わり、この間のデータ伝送が途切れることがないことも確認しました。さらに、ネットワーク内に仮設のアクセスポイントを追加した場合も、自動的にネットワーク内へ組み込まれることも確認できました。これにより、ネットワークが自律的に構成を変化させることと、構成が変わってもデータ伝送を持続できることが確認できました。

画像:回線切り替え動作イメージ

回線切り替え動作イメージ

自律的な構成変化やデータ伝送の持続性が確認できたことで、今回のネットワークが柔軟性や確達性を備えていることが実証されました。これは、平常時には各種情報通信手段として利用し、イベントや災害時にはネットワークを拡張して現場の情報を収集する、ネットワークの一部に障害が発生しても通信ができるなど、状況に応じた使い方ができることを示しています。

今後この成果を踏まえて、無線を利用したネットワークが災害時の利用だけではなく、平常時も含めた様々なシーンに貢献するシステムの構築・実用化に向けて、開発協力を継続していきます。

お問い合わせ先

(報道機関)

日本無線株式会社
経営企画部 広報担当
Tel: 03-6832-0455

(その他)

日本無線株式会社
ソリューション営業部
Tel: 03-6832-1756

  1. 内容はリリース時現在のものです