2006年4月5日 [2006.4.4 プレスリリース]
国内初 船舶向けレーダー波浪観測装置 SEA JAPAN 2006に出展
日本無線株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:諏訪頼久 以下JRC日本無線)は、2006年4月5日(水)から7日(金)までの間、東京ビッグサイトで開催されるSEA JAPAN 2006で、「船舶向けレーダー波浪観測装置」を参考出展いたします。
一般に、航海に使用される船舶用レーダー装置では、船舶やブイなどの識別が主目的であるため、海面からの反射波(シークラッタ)を適切に除去することが性能を決定する重要なファクターとなっていますが、本装置は、そのシークラッタを解析し、波浪状況の判断基準となる、波長、波速、波高、波向をリアルタイムで算出して画面上に表示すると共に、これらの解析結果をイーサーネットやシリアル回線に出力することが可能です。
JRC日本無線は、レーダービデオ信号を用いた波浪解析の研究を長年手がけ、数年前から陸上に設置した波浪解析装置を製品化しておりますが、今回はその技術をベースにして、移動体である船上での波浪解析を国内で初めて可能にしました。
これまで、船上での波浪状況の判断は航海士の目視に頼っていましたが、本装置を用いることにより昼夜を問わず定量的に波浪状況を判断できるため、航海士の負担を軽減するだけでなく、船の安全航行に大いに貢献することができます。
●船舶向けレーダー波浪観測装置についてはこちら [PDFファイル:154KB]
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