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2005年2月16日 [2005.2.15 プレスリリース]

「W-CDMA」「GSM」「CDMA2000」に対応可能な、マルチシステムUEテスタ「NJZ-2000 シリーズ」を開発、発売。

*UE: User Equipment

画像:マルチシステムUEテスタ NJZ-2000

日本無線株式会社(以下JRC日本無線)は、「W-CDMA」「GSM」「CDMA2000」などの各種携帯電話用測定器を一台に集約したマルチシステムUEテスタ「NJZ-2000」を開発、各携帯電話メーカやメンテナンス拠点向けに2005年2月16日発売いたします。

<背景として>

現在、携帯電話市場は一台の携帯電話で世界中のどこでも通信ができる時代へと移行の時期にあります。しかし、各国や地域の事情もあり複数の通信方式が運用されています。そこで、各携帯電話メーカでは個々の通信方式に対応した端末や複数方式に対応したいわゆるデュアル端末を製造する方向にあります。一方、ユーザの保守窓口であるサービスセンターでも「GSM」や「W-CDMA」など異なる通信方式の端末を、一拠点でメンテナンスする必要がより高まっています。

<共通プラットフォーム化をコンセプトに>

JRC日本無線は、これらの市場環境に対応し携帯電話用測定器の共通プラットフォーム化をコンセプトに、3つの通信方式と各種サービスを一台で測定可能な「NJZ-2000」を開発いたしました。

対応可能な通信方式は次の通りです。

GSM 方式:2G 「GSM」, 2.5G 「GSM GPRS」、「EDGE*」

W-CDMA 方式:3G 「W-CDMA」, 3.5G 「W-CDMA HSDPA*」

CDMA2000 方式:3G 「CDMA2000*」

2005年2月には「GSM方式(GSM GPRSも含む)」のみ対応製品を出荷開始、

「GSM / W-CDMAのデュアル方式」対応および、「W-CDMA方式」のみ対応製品を出荷します。

* EDGE(GSM)、HSDPA(W-CDMA)、CDMA2000は追加オプションでの対応です。

「NJZ-2000」は多用な通信方式への容易な対応ができるよう、機器にマルチバンドの無線機器を、OSに汎用性のあるソフトを、システムバスについても汎用規格を採用、モデム部はソフトウェアモデムを実装し、拡張性、柔軟性に優れたシステムで構成しています。

<開発時の信頼性試験時からサービス拠点での故障診断まで対応>

「NJZ-2000」は、広範囲の用途で利用可能なように、携帯電話機の生産ライン向けには信頼テストや出荷前テストなどの自動テストを、修理センター向けには故障箇所の特定が可能となる測定精度でのマニュアルテストを搭載しています。また、サービスショップ向けに、自動試験モードを用意しましたのでプロトコル・無線部性能試験を簡単に行うことができます。

<導入効果は>

従来は携帯端末の生産・保守工程において、携帯電話機の通信方式ごとに計測器を用意するため、多額の設備投資が必要でした。この「NJZ-2000」を導入することにより、一台で複数の通信方式に対応するので設備投資を抑えることが可能となります。さらに、検査装置が一台で対応できるため、製造工程ではラインの変更にも柔軟に対応でき、サービス拠点では作業効率の向上や省スペース化が期待されます。

JRC日本無線としましては、マルチシステムUEテスタ「NJZ-2000」を国内外あわせて年間30億円の販売を見込んでおります。

主な特長

●複数システム一体型測定器

 GSM/GPRS(マルチスロットおよびショートメッセージサービス対応)

●バンドサポートしている周波数帯

 P/E/R-GSM, DCS, PCS, GSM850MHz

 W-CDMA

●柔軟で高い拡張性のあるファームウエアとハードウェアにより I~VI バンドをサポート予定

 W-CDMA HSDPA, GSM EDGE, CDMA2000-1x EvDOへのアップグレード可能(予定)

●専門知識がなくても、簡単操作によって検査ができる自動試験機能搭載

●携帯電話機の調整・修理や基板レベル専門レベルの修理を実現するマニュアル試験機能搭載

●試験条件、結果のセーブ・リコールが可能

●ネットワークとの接続(TCP/IP)、GPIB、による外部制御およびデータ収集が可能

寸法(突起物を含まず):約330(W) x 145(H) x 375(D) (mm)

質量:約8kg以下

【 価   格 】・・・・・・・オープン価格

お問い合わせ先

当製品に関するお問い合わせは、以下までご連絡ください。

日本無線株式会社
通信機器営業部 計測グループ
TEL.03-3348-3853総務部 広報課
TEL.03-3348-3604
pr@m1.jrc.co.jp

  1. 内容はリリース時現在のものです