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2004年2月26日 [2004.2.25 プレスリリース]

自治体向け地域イントラネット18GHz帯無線アクセスシステム(FWA)国内第1号運用免許を取得

 日本無線株式会社(以下JRC日本無線)は、総務省が「地方自治体の地域イントラネット」などの構築に向け推奨している「18GHz帯無線アクセスシステム(FWA)」の第1号システムを、2月10日に出荷しました。

このシステムは、運用回線としては、全国で初めて総務省総合通信局から免許交付を受けたものです。このたび出荷した第1号システムは、大分県津久見市における地域イントラネット回線として使用されます。津久見市では、光ファイバーと同等の伝送容量(100Mbps)を持つこのシステムを、光ファイバー回線の敷設が困難な離島への接続回線、および信頼性向上を目的とした光ファイバー回線のループ化を図るための補完回線として使用します。

本システムは、機器の小型・軽量化により、容易な設置工事を実現しており、高速無線IPネットワークを、安価に構築可能としています。JRC日本無線としては、主に官公庁向けに、今後5年間でおよそ1000台の出荷を見込んでおります。

【本システムの特長】

端末インタフェースの標準実装

IPインタフェース(10/100BASE)を備え、無線を使ったLANの構築を容易に行うことができます。さらに、同期系端末インタフェース(X.21、4W)の混在が可能で、従来の防災無線ネットワークのIP化移行期に柔軟に対応していくことが可能です。

フルワイヤー速度*1による無線伝送

100Mbpsの伝送容量を持ち、100BASEフルワイヤー速度の伝送路を無線で実現可能です。これに加えて、6Mbpsの伝送路を別に構成することが可能で、多様なネットワークの要求に対応することができます。

設置工事の簡素化

屋内装置(IDU)と屋外装置(ODU)の構成による小型・軽量設計で、大規模鉄塔が不要となるなど、工事の簡素化、システムコストの低減が可能です。

セキュリティ

独自の通信フォーマット、スクランブル方式を採用しており、高い秘話性を保持しています。また、免許取得による周波数割当となるため干渉、妨害等の問題も発生しにくく、安全な通信システムを構築することができます。

低消費電力

GaAsFET*2、ASICを採用するとともに、送信電力を必要最低限にすることで、大幅な消費電力削減を図っています。

回線監視

局舎監視等に用いる接点信号の中継が可能であるほか、SNMP*3ユニットの実装により他のネットワーク機器と統合した監視制御ネットワークの構築も可能です。また、専用データ端末(PC)により、装置の動作状態、警報の発生記録、遠隔制御などが可能で、充実した保守、マネジメント機能を備えています。

画像:屋外装置(ODU)

屋外装置(ODU)

画像:屋内装置(IDU)

屋内装置(IDU)

  1. フルワイヤー速度 : 理論上、出すことができる最高通信速度
  2. GaAsFET : ガリヒ素電界効果トランジスタ
  3. SNMP : Simple Network Management Protocol

お問い合わせ先

当製品に関するお問い合わせは、以下までご連絡ください。

日本無線株式会社
公共営業部
TEL.03-3348-3960

総務部 広報課
TEL.03-3348-3604

  1. 内容はリリース時現在のものです